連休に向けてスタンバってる人へ

2010428エギング
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とうとうやってくる5月の大型連休、釣りが出来ると楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?今日はアオリイカシーズン中のエギングで少し。

エギングで大型が出るのも今のうち

今年の近郊では一週間遅れて始まったか?と思うアオリイカ春のシーズン。早くから釣れ出していた所もあったようですが目立った釣果としては週末くらいからでした。

大型のアオリイカがエギングで出るのはシーズン始め、徐々に型が落ちていくのはいつもの事で早めに仕留めておけば気が楽、それでも数の上で楽しめるのはこれからなので通われる人も多くなります。

あと釣り上げて気がついたのはイカ同士の噛み痕でもないしギャフの痕?イカに傷が入ってる個体も見られ良型は強者揃い。目の前で逃した人はさぞ悔しい思いだったでしょう。

5月も半ばを過ぎれば暑さの方が先で、ベイトも増えてくる終盤は泳がせ釣り(ヤエン等)なども楽しめるので場所と場合によっては考えています。

そんな各方面の釣果を目にしながら思う事も。

注目すべき点

エギを語る点で、このカラーが良く釣れる等でSNSでも見かけますが、地域が違っても大体同じようなエギが挙げられます。

エギを見て注目すべき点

画像に残す後付けであればイカと共にエギは適当に添えたり(ドキッ!)。それはおいといて。

エギの詳細が分からなくても色だけで判断する人が殆ど、でも細かく見れば人それぞれ違うし、場所でも変わってくるでしょう。

特に福岡市内近郊でエギングをするのであれば色よりも注目しておかなければいけない点が色々あると思いますが。

画像はヤマシタのエギを例に〇で囲んだ部分、アイと羽根と言われますが違い(意味)が分からない人もいると思います。こちらは店頭のパッケージ等を見比べて気がついてください。

同じメーカーのエギを使っている人であればこのカラーが釣れるとかより、こういった部分の方が気になりますし(海に浸かれば、ん?ってなるけど)、私がテレビ等でヒットシーンではなく手元を見たいというのも、どのくらい水深があってどのタナを狙っているのかを知りたいが為です。

釣り場を見て思う点

福岡市近郊であれば先日もアマモが堤防に散乱してた件、私も草を上げるのは得意ですから仕方ないんですけど何故そこを改善しようとしないのか?これはいつも思います。

ボトムを取って誘いのシャクリを入れながら寄せてくる。これがエギングの基本動作として定着している訳ですが上手くいかない場合でも続けますか?

着水してすぐのフォール中や1.2度目のシャクリでヒットが多いと思うのは海藻が付いてない状態だから抱くんじゃないか?ボトムを取り出したら春は草の重みに変わっていくし。

いくら海底が砂地で根掛かりしなくても毎回、アマモやアオサをカンナに掛けてくる釣り。ましてや岩礁帯であればワカメやホンダワラと一筋縄ではいかない海藻に根掛かり付きです。

最初はそうなってましたし、嫌気がさすエギングだと思ってましたが、一度連続でアオリイカを掛けた時から吹っ切れたんです。常にエギは動かせかと。

それでも近郊だと水深2~4m程度の海岸ばかり、潮の流れも殆どなく標準サイズのエギ3.5号で海底の海藻を躱すには動作も速くなってしまう。だからボトムに置いて抱かせる間を持たせるようにする。待つ。(それで釣れた経験がそうさせてしまうかもしれません)

私も疲れてくるとほったらかしますけど、結果、海藻が付いてきたり根掛かり。始めた頃はそんな場所を避けたり、エギをボトムに置いておけるポイントを探してまでやってました。しかし、それでは堤防の少ない激戦区の近郊でアオリイカには中々お目にかかれません。

エギも以前は後年に出たリーフだ、シャローだ、スーパーシャローだ!って今更追加して揃え直す気もありませんでしたし、でも近郊のような浅い場所に合わせて開発されたのかも知れないと考え直し、手を出したのは何年か前です。

だからといって釣れるようになった訳でもなく、楽になっただけ。そのエギをどう引っ掛けないように操作するか、抱かせる間をとれるか、それを今は考えて続けているだけのこと。

シンカーを削ってまでチューニングする人もいれば、飛距離の問題で問う人もいるでしょう。潮の流れに対応させる重さは大事だけど飛距離の為に重くするのは風くらい?十人十色。

近郊は激戦区だけに釣れている場所を知りたい、県外の知名度ある釣り場ならと考える人も多いと思いますが、釣れるポイントは上記のようなところばかり、県外になれば水深や潮の流れと条件もまた違う、釣れないと考えるより思い当たる点もあるはずです。

改善できるところがあれば直してみる、それで釣れなくても元に戻さないで釣れるまで試す。春だけでも続けてみてください。時合に当たり、連続でヒットでもすれば何か掴めると思います。

近郊もシーズン中は侮れないフィールドですから。

全否定されることもある

エギングをしているシーズン中は気が付いた事なんかを色々と記事にし、あーやろ・こーやろ言ってますが何をやってもダメな時もあります。

最近は夜のエギングなので時間に追われることもなく、試せるものは全てやり尽くす。それで釣れなければイカがいないんだろうとアジを泳がせてみたりするんですが。

するとですねー、アジだと直ぐヒットしたりするんです。足元だろうが目の前だろうが…一生懸命投げ続けているエギ、エギングをアオリイカが全否定してくれます。

型もエギングで釣れるものより遥かに大きいし、いつも海の中で行われている本当の食物連鎖だから仕方ないけど嬉しいのか悲しいのか。

まぁエギに乗ってくるような時はキャストして直ぐ糸を張った時には掛かってるくらい勢いもあります。特に夕マズメ陽が落ちかける時、朝マズメは薄暗くなってきた頃なんか、それを逃すと潮の変り目の時合待ち。

そんな時間に投げていられるエギが良く釣れるエギな訳で、活きアジには流石に勝てません。それを踏まえて連休中もエギングを楽しみましょう。

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