御笠川河口は駐車スペースの確保が可能であれば、かなり上流の中流域まで魚影が濃い川で河口付近もベイトが集まりやすく多くの魚が見られます。
御笠川河口の釣り
近年、川幅も広くなり遊歩道なども出来てからは中流域付近でも護岸からシーバスやキビレが釣れるようになりました。
上流は水深の問題もあるので河口付近の釣りになりますが、魚影の濃さと型は昔から良い所だと思っています。
博多湾の魚が少なくなり場所も限られているのは仕方がない事、今釣れる魚をピックアップしてみましょう。
新千鳥橋付近
御笠川最後に架かる新千鳥橋は近郊でシーバスを狙っている人であれば一度は行った事があるくらいの有名なポイントです。

潮が動いている時は多くのベイトが集まる場所で、川へと向かう魚が通過していく地点でもありルアーを引けば足元まで気が抜けません。
橋より上流側(画像対岸)は干潮時に浅くなる事とセイゴサイズも目立ちます。満潮時を狙いましょう。
東側対岸
中央埠頭側から橋を渡ると東浜、対岸からも川沿いに向けた釣りが出来ます。
2020年6月チヌ釣りの合間に東浜港内へ少し立ち寄ってみました。
中央ふ頭 湾奥
中央ふ頭の東側に位置していて川沿いに続く岸壁(海保船が止まっている所)です。(2020年現在は立入禁止のようです)
季節によってチヌ、シーバス、アジ、サゴシ、タチウオなどが釣れ、岸壁に船が着いてない時は釣りやすく週末はファミリーフィッシングのサビキ釣りも見かけます。
対岸は東浜の岸壁になりますが会社倉庫がある為、仕事の邪魔になるような釣りは控えましょう。
2019年川沿い調査(へチ・落とし込み)
雨上がりは川から流れてくるゴミが少し気になりますが満潮に向かう上げ潮の河口付近は調子がいいようです。
6月に入るとようやくチヌ釣りらしい感じになってきました。チヌ・メイタ・セイゴ
中央埠頭は東側、御笠川河口沿いにへチ釣り。5月末シーバスの魚影が濃くなりました。
魚の気配は感じられませんでしたが青虫を使った落とし込みに行ってみました。
東浜(中央埠頭対岸)
日曜日や夜釣り、会社倉庫が閉まっている早朝、夕方は多少釣りが出来ます。
大型船が岸壁に着いている時は運搬作業が始まったり移動を余儀なくされる事があるのでゆっくり釣りをしたい時は不向きです。
夜釣りのチヌ、スズキは大型が出るポイント。
2020年6月の釣行、対岸(中央ふ頭東側)は工事中のようで今後が気になります。
ゴミが目立つ
全体的に釣具のパッケージなどのゴミも見かけるので釣り人は持ち帰るようにしましょう。
見かけただけでも上流の橋の上では選別しながらペットボトルや缶を川へ投げ捨てている人、夜景を見に来たかと思えば溜まった吸い殻、ゴミを入れたビニール袋を岸壁に置いていく等、少し考えてもらいたいところです。
狙える魚(ウナギも熱い)
汽水域を好むハゼ、チヌ、スズキは上流の街中の方が釣れるような気もしますが、御笠川はウナギも多く、梅雨時期は大きいのが簡単に釣れてしまいます。
ハゼが多いポイントで知られていた博多湾の河口一帯はエイが多くなった為かあまり釣れなくなりました。
投げ釣りでもグチやアナゴと魚種も少し変わってきたようです。
最近は釣り対象に軟体系の手長ダコ(足長ダコ)、コウイカ(シリヤケイカ)、ヒイカetc..
夏はベイトも集まりやすくアジ、コノシロ、小鯖、サッパ(ママカリ)、イワシ、秋はサヨリも多く見かけます。

人気としてはシーバス、チヌ、秋からサゴシ、太刀魚を狙った釣りです。
御笠川河口付近まとめ
ルアー人気なのでエサで釣る人は少なくなりましたが色々な魚が釣れるのは間違いないでしょう。
川の影響を受けやすい河口なので雨などの変化で食いが良くなる事もあります。数少ない街中の釣り場は大切にしたいですね。
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