引きとしては体高の高い大きな黒鯛の方が力強く感じられましたが博多湾では多分初めての年無しであります。
沖防は切れ波止のへチ釣り
何となく日曜日のバラシが尾を引いて、チヌが釣りたく博多沖防へ又来てみました。
平坦な際波止を歩いて探るのは飽きてくるというか物足りなく感じてくるので、複雑な際をした多々良川沿いの切れ波止、一文字を攻める事に。
一文字は以前釣っているので切れ波止を徹底的に探り倒す作戦。川沿いの方がいいように思うのですが柱が少ない?どの位置に鉄柱が入っているのかもよくわからないので台船側を…
一文字から少し探り、切れ波止に降り立ってスグの事、ズルっとした感覚に合わせを入れると、重いけど、どちらへ?またデカシーバスかと思いながら下へ突っ込むどころか沖へと逃げる。
チニングじゃあるまいし竿も立ってしまう。あまり糸を出すとバレるんじゃないかと思っても遥か彼方へ。姿だけでも、と、浮かせて見たらチヌではないですか。
重みも良型の手ごたえ苦労なき年無しでしたが、釣りあげる事が出来ました。

針を確認すると流線針のように曲げられたチヌ針、針が悪いのではなく、それだけ噛む力があるという事。
満潮の時合はアタリが連発
その後は何事もなくフリーで落としたり、テンションを掛けてイガイをコントロールと言うか色々と試す。(ルアーじゃないんだから…)
下に潜り込まれれば竿も短く堤防は高め、角度的に糸が際に当たれば(くの字)になるのでは?等々、思いながらヒットに備えます。
一枚目から約5時間くらい午前の回収が始まる時間帯になると、満ちた潮と共に何やら手元にアタリが出始めたので小さ目のカラス貝でゆっくり落とす作戦へ。
フケた糸を海面に置くと同時にスパッと糸が勢いよく走り40cm程のチヌゲット!

目印の落とし込みの感じでエサも軽く、ゆっくり落ちていくカニや小貝だとアタリが出れば糸の沈む勢いが違うので分かりやすいです。
二枚目をストリンガーに掛け、戻ってくると又ツン!スーッと糸が入り今度は30cmくらいのメイタ。元気があってよろしいと思います。

時合だなとエサを付けて落とすと又きた3連荘!
手ごわそうな、こんちきしょうは体高がある引きが強いチヌっぽく(勝手な想像)、沖へ下へと暴れたあげく横へ横へと走りだし、魚に合わせてついて行けばいいものを余裕をぶっこいてると切られてしまいました。
それから満潮の潮止まりとなり勢いはこれにて終了してしまいました。
切れ波止のへチ釣りの感想
満潮、時合になると堤防下の天井となる下部へ浮いて来てる感じを想像します。

普段は鉄柱周りを泳いだり、ボーっと影に隠れたり、川沿いでもある為、回遊系は群れで行ったり来たりしている事でしょう。
今日は掛かった獲物が下に潜った時、鉄柱に擦る感じも受けず、まだよくわかっていません。
スライダーが面白そうとか言ってましたが、スライドし過ぎて多々良川側まで出てたりするんじゃね?みたいなアホな事も考えてみたり。
年無しを上げれたのは沖に出てくれて運が良かったという事でしょう。個人的には好きな波止、もしココで調子が悪いとしても一文字がある!とても気に入っている場所です。
満潮時の一文字
今日は大潮、満潮の一文字を初めて見ました。話にも聞いていた波が当たれば潮をかぶる、その通りでありました。
凸凹した特徴のある堤防際は水面下に隠れ、釣り座も低くなり狙いが定まらない感じ、ピーポイントで障害物の間を狙うのであればオモリ(ガン玉等)を付けて正確に攻めたい。
私みたいにフワフワ落としていれば、仕掛けが穴に吸い込まれたり、道糸が障害物に引っ掛かったりと大変、一文字は凸凹のトップが薄っすら顔を足している位の時が狙いも定まり釣りやすいと思います。
残しておきたいヒントとして上げは内へ、下げは外へと潮の流れがトンネル内を通過します。
今日の出来事
水曜日でもあり人も少なかった博多沖防。ルアーや泳がせ釣りのシーバスは安定、みなさんクーラーは満タンです。
面白い事にルアーでは紋甲イカもたまにヒットしているようで、切れ波止でも水面を泳ぐ大きなコウイカを発見!掬おうとしましたが、短いゲソを広げて怒りながら沈んでしまいました。
時合でのバラシや障害物ポイント(一文字)でも数回のアタリをモノに出来ず。ちと反省。

日曜日の大会では冴えなかった丸角境ではチヌが良く上がっていました。水深が浅いので人が多い時は警戒して寄りにくいのかもしれませんね。
帰りは水曜日に会う常連さん方、帰り間際には、そしたらまた水曜日ね?
私も平日の方が都合はいいのですが、スグに行き来できる湾岸の岸壁ではないですからね^^また近いうち渡ってみたいと思います。
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