新宮漁港から町営渡船のフェリーで行ける新宮沖の相島は猫の島とも言われる離島での釣りを紹介しています。
相島について
相島は新宮沖に位置しフェリーで島に渡り防波堤から釣りをする事が出来ます。猫の島とも言われ多くの猫が出迎えてくれますが観光以外では邪魔になる感じも?釣れた魚、お弁当は特に気を付けてください。
島の周りには数々の磯もあり瀬渡し船を使って磯釣りも楽しめる島ですが気軽に出来る防波堤の釣り場を紹介したいと思います。
釣りとポイントについて
人気はアジング・エギング・ショアジギング・サビキ、泳がせ釣りが多く見られます。フェリー(大人片道480円)で相島に到着したら狙いの魚に合わせた場所(ポイント)を見つけてみましょう。
発着所前(フェリー乗り場横)
その名の通りフェリー乗り場の横にある波止で、先端辺りから2、3人は竿が出せるポイント。サビキ釣りでのアジはココでも大丈夫だと思います。
注意として島の猫が集まってくる事と船の出入りには気を付けましょう。
先波止(町指定文化財)
左へと進むとスグに先波止という短い波止があります。

沖の浮き波止1番の前辺りに位置していて誰かが釣りをしていたら無理に入って来る事はないくらいの規模で浅く、遠投系のエギングやジギングなどが出来ます。
ベラといったエサ盗りも確認できますがフカセ釣りには良く見えるポイントです。
新波止(ゴロタ浜手前の石積波止)
突き当りではないですがフェリー乗り場から左へ先波止の奥にある石積波止は水深が浅い。龍王石が奉納してある島の西側サイドへとゴロタ浜が続いており波のある日はシーバスなども狙えそうな感じです。
西波止(中央堤防右側)
発着所を右へと進むと防波堤を正面に見てT型構造の堤防が横に広がっています。
中央右側が西波止と言われる地点でアジ(サビキ、アジング)が良く釣れているポイントは足元から水深もあり、人が多く集まっている場所です。ファミリーフィッシング向きでもあります。
冬のササイカ釣り
中央のメイン堤防は冬のササイカ(ヤリイカ)でも有名で電灯下には必ず人が入っている人気のポイント。どれだけ早く島へ渡ってもテント常備で2日前は釣れたけど等…住込み?常連さんは当たり前のようにお話されているくらいです。

新宮発のフェリーは最終が18:00前に相島始発は翌朝と釣り時間も長くなる為、冬は寒さも覚悟して行きましょう。町営渡船しんぐう時刻表
冬の防寒対策についてはコチラ↓
東波止(中央堤防左側)
中央堤防を左側に行けば東波止となりますが奥に進む程に養殖用のブイが目の前に浮いているので釣りはしにくくなります。メインともなる大きなこの西と東防波堤で釣りをする人が多く、主にアジ、青物(ヤズ、サゴシetc)、イカ釣りが人気の波止です。
アオリイカ(エギング)
防波堤で人気のエギングでも知られている相島。フェリー乗り場から少し距離はありますが学校下辺りの釣果が目立ちます。春や秋のアオリイカは養殖ブイや筏・ロープ等のストラクチャーに気を付けながら狙うといいでしょう。
浮き波止(渡船利用)
相島で最も人気の釣り場は目の前に浮かぶ1~7番の浮き波止があります。

沖波止にはフェリー発着所横に待機している渡船(八大丸)で渡ります。予約連絡は特に必要なく、相島フェリー到着時に随時待機しているとの事です。
例年良く見る釣果として、注目はアジゴを泳がせた釣りで座布団ヒラメ(大型のヒラメ)、外道には近郊で珍しい良型のマトウダイ等々。
その他アジ、サバ、カワハギ、アラカブ、アコウ、アオリイカ、サゴシ、ヤズと季節によって色々な魚が釣れており、特に青物が回っている秋頃は多くの釣り人が浮き波止へと渡ります。
相島防波堤の特徴
全体的に水深があり良い釣り場な反面、真珠の生産が盛んな島はアコヤ貝の養殖で海面にはブイが規則正しく並んでいます。
島の防波堤は歩いて行ける場所が数多くありますがブイが目の前から浮いているので釣りをする場所は限られてきます。無理に投げて根掛かりさせないよう注意しましょう。
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