近郊の釣りがお休みということで行ってみました秋の遠征第一弾、某沖防からの青物狙いです。
2度目となる防波堤
去年行ってから気になっていた某防波堤、日中は小物で賑わってしまい『やっぱ、もうひと回り沖に出らんとダメやね』ってブツブツ言いながらも、夜になり早朝にかけての快進撃、結局は好釣果で終わっていたところです。

週末に急遽決まった遠征は何と博多沖防でもお馴染みのKさん&姉さん、いつもと違った場所や雰囲気で釣りをするのも楽しみだったので、今回はこの防波堤を選んでみました。
堤防も広く、前日入りでテントを張る人や堤防構造と姉さんも興味津々のご様子でした。ちょっと失敗したなと思ったのは、徐々に堤防が高くなっている部分に気がつかなかったところで、今後は活かしたい。

早朝からでもあり狙いは青物、回遊がなく時間を持て余した場合の事も考えてアジも泳がせます。
外海でのアジについて
湾内など天敵が少ない場所のアジと違って外海は場所によって日中のアジが中々釣れない事が多々あります。

小型のアジは波が穏やかな堤防の内側や港内に集まっているものが釣り易く、夜になると型もよくなります。
外海の日中は透明度や天敵の影響もあるのか画像のような事で苦戦もあるかと、暗いうち出発前に船着き場で数匹釣っておいて正解でした。
マキエについて(サビキ釣り)
活性も良く群れていればマキエは殆ど必要ないですが、渋い場合『アジを寄せる前にマキエがなくなった!』こんな日が多い人は混ぜ物の方が多くなっているんじゃないかと思います。
最近は手を汚さないで使える商品や集魚剤が手軽で安く、パッケージも良く見えますが集魚力ではアミエビ単体が一番、そのまま出して使えるような商品は混ぜ物も多いです。
しかし、餌カゴに詰めていく釣りだとアミエビが大量に必要になるので、少なく抑えて集魚剤で増量する。この時に別物になってしまわないようにした方がいいかもしれません。アジ系の集魚剤だと酒粕のような匂いが強かったり…
この点を考えての私の結論はパン粉で、満遍なく混ぜ合わせてアミの匂いをよく移し増量。夜見ればキラキラとアミは光り、マキエが必要な場合でも魚が寄るまで惜しみなく撒ける量になるからです。
必ず釣れるとまで言いませんけど、アミだけを撒くのと集魚剤が大半をしめるものを撒くのとでは魚の寄りや勢いが違うのは分かると思うので参考にです。(狙い以外の外道も多く集まりますが)
それぞれの話しですけどタナを深くして釣っていくよりも、届く範囲なら海面にマキエを撒いてアジを浮かせてタナも浅く釣る方が手返しはよくなるはずです。
近郊岸壁のサビキでも表層からサッパ(食い上げてサビキ縺れる)→アジ(サッパを躱した本命)→コノシロ(ただただ重い)の順を頭に入れておけば、どのタナを釣っているか、掛かった魚も大体わかるようになります(笑)
遠征でのスタメンルアー
ナブラやボイルと見てわかる状態であればいいんですが、堤防ではそんなチャンスに当たったことがなく、見ていて楽しそうやねと思ったところから始めています。

特に掛かりはしないがトップに出てくる青物に『うぁー』いいながら朝マズメを楽しんでいる秋の遠征、そんな時に使っているスタメンルアーです。
見ている範囲でそんな魚の姿は見られませんでしたが、久しぶりに投げる大きなルアーにちょっと頑張ってもみたし、これからのシーズン中には釣っておきたいかなと思います。
今年の青物は少し遅れているのか、イワシは群れているのでタイミングが合うことを願うばかりです。
そんな中に釣れたのはサゴシ
呼子付近ではあまり見かけないと言うか、盛んではないサゴシがKさんのルアーにヒット、この辺りでは逆に青物のエサになっている側のサイズかもしれません。

朝一も泳がせていたアジに何かしらヒット、やり取り中に水面をピョンピョンピョンと3回跳ねて逃げていった獲物が、これを見た時にサイズが同じくらいだったのでサゴシだったんだなと思いました。
釣りシーズンと今後
暑い夏も終わりこれから釣り人が増えるシーズンですが、現在まん延防止等もありますから釣行は現地の情報確認も必要かと思います。そんな秋の海は青物シーズン、九州のショアからは今のところ目立つ釣果がまだ見られませんが楽しみです。
今回、Kさんとの釣行では全てお世話になっている上に小物やルアーを水没させてしまってたりとありましたが、本当にありがとうございました。
釣果はなかったもののシーズンはこれからですし、Kさんお気に入りの場所や楽しめそうなポイントなんかも考え、また行ってみたいと思います。現在のショア回遊ものについては以上です。
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