玄界島の釣り【博多沖】

玄界島漁港・防波堤
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玄界島は博多ベイサイドからフェリーで渡れる西区に位置する島で、魚影も濃く色々な釣りが楽しめる離島です。

玄界島の釣り

玄界島の釣りも変わってきたように島も過去の地震で復興し綺麗になりました。

アコウ(キジハタ)
お隣の釣り人さんが港内サビキ釣りで釣られたアコウ(キジハタ)タモ枠45cm

防波堤には多くのテトラポットが設置されアラカブ(カサゴ・ガシラ)メバル等の根魚に定評がある釣り場です。近年はアジングのアジ釣り、エギングのアオリイカ狙いも見受けられます。

交通・アクセスについて

福岡市営渡船・フェリーにて約35分(大人片道870円)は博多湾沖にある離島へ。交通・アクセスはこちら

博多ベイサイド付近の駐車については上を通る都市高速を境に外へ(築港料金所)前のコインパーキングを利用する事で料金を抑える事が出来ます。

東波止(メイン堤防)

メインともなる東波止はテトラが入る手前部分から上物、港内ではメバルやアジ釣りが盛んです。

外は潮通しもよくチヌやクロ(メジナ)といった色々な魚が釣れますが、テトラ付近は足場も悪い為、秋から冬以外は釣り人も少なくなりました。初夏から秋口には青物(ヤズ・ネリゴ)の回遊も見られます。

少し沖へ張り出したお座敷(立入禁止柵内)とも言われるポイント周りは砂地帯でキスやカレイ、ヒラメも狙えますが、ムシエサにはフグが邪魔をしてくるはずなので仕掛けとエサは十分に。

【2020年4月中旬の釣行】

東波止の中央から先端付近でアジ、アオリイカを狙った釣行です。

西波止(テトラポット周り)

フェリー乗り場から左へ船着き場を歩いて行くと西波止テトラ。堤防の外にもテトラポットが入っています。現在は巨大テトラが中央に積まれているので先の方へは歩きにくいですが、行けない事はなく、渡船を使って先端へ降ろしてもらう事もできます。

水深は浅く冬から春先はホンダワラが足元から茂っておりアオリイカの好ポイント。

玄界島エギング

手前の海岸から続く暴風板が設置されている辺りは、水深は浅いものの大潮時は左右への流れが速くチヌ、アオリイカのポイントでも知られます。

沖波止(赤灯台・西波止先端)

沖堤防が設置されてからは船で沖波止(赤灯台~西波止先端)へ渡る人も多くなりました。

上物(フカセ・遠投カゴ釣り)から根魚(アラカブ・アコウ・メバル・子アラ)がメインで、秋は泳がせで青物(サゴシ・ヤズ・ヒラゴ・ネリゴ・ヒラメ)が上がっているようです。

島からはフェリー乗り場の横に停泊している『えびす丸』さん、西区唐泊の宮ノ浦からは『若狭丸』さんが渡してくれます。1500~3000円

磯釣り(大机、黒瀬)

同じく玄界島周りに浮かぶ柱島、小机、大机、黒瀬でも磯釣りが可能で唐泊は宮の浦からも渡る事ができます。

フカセ釣り(チヌ・クロ)

水深は4~5mと浅めの場所も多くウキ釣りは固定で狙えると思います。

フカセ釣り

型の良いクロ、チヌが釣れる島周りの磯は近場の磯釣りとしては魅力ですね。

玄界昔話

最近は玄界島に再び行くようになりましたが防波堤の増設、テトラポットの増加で釣りも大分変っています。

元々はベイサイドになる前、船賃も安く魚影も濃い頃はまだ小学6年生…くそ寒い中一人チャリンコをこいで埠頭から玄界島へと行っていたもので様々な魚が釣れるのを目の当たりにしてきました。

今は佐賀の方でしか見なくなったカゴ釣りが主体で、朝一便のフェリーは釣り人ばかり、到着直後は東波止でクロ、チヌ、時にマダイなどがバタバタと釣れハマってしまいました。

そんなに釣れるならとオヤジがついてくると言うので夜から渡る事にした時には、普段は堤防の外側で釣りをする人ばかりの島で夜は内側の港内で釣る人を初めて見た時の事。

東波止のカーブ
今現在の東波止第二カーブ

昔は東波止のカーブが繋がっておらず隙間が空いていて、外からの潮が内側の港内へと流れ込んでいたのですが、その隙間にはアラカブやメバルが隠れており活きたモエビを撒いて誘い出し、尺メバル、アラカブだけをクーラーに満タン、上物ばかり狙っていた私は驚かされた事が記憶に残ります。

今は15~20cmの根魚も躊躇してしまいますが、当時は普通に博多弁で『こまかっ!』言うてリリースしていたサイズです。

なので、今でも釣り方一つでは大型の根魚がまだ居るのではないか?と玄界島には夜から行く事が多くアジを泳がせたりと大型を狙っています。

玄界島まとめ

春のエギングで始まりアオリイカ、アジングのアジ、秋はショアジギングで寒い時期になると小型のメバルが浮いているのでメバリングをする人も多いです。

今でも冬は上物を狙った釣り人がいるようで、私もフカセ釣りで挑戦してみたものの遠投カゴ釣りではクロが釣れていましたがやはりテトラがある為、足場も悪く微妙な感じ。

その為、港内へ向けた釣り人が多くアジは一年中内外に着いているようです。

玄界漁港

春はエギングの方ですが夜が明けてから乗っ込みのチヌをフカセ釣りで再挑戦したいところであります。

時期によっては潮に合わせて?深夜から早朝にかけて防波堤前に刺し網が張られるので抵抗のある方は考えて釣行される事をお勧めします。

漁港等の記事につきましては可能な限り最新情報を掲載するよう努めておりますが、誤り(現在は立入制限・釣り禁止になっている等)、情報が古くなっている事もありますので、ご指摘ありましたらコメント等でお知らせください。

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