タイミングよく早朝の強風で海が荒れ気味になってしまい沖磯は中止にて、船長が気の毒そうに軽トラで裏手のゴロタまで運んでくれました。
荒れ気味ならゴロタでも
波としては1mの予報も南風で沖に向いている波風、離島の船着き場は、陸と違って海が荒れる北風は風裏や追い風側に位置している場所が多く、いつもとは逆バージョンでちょっと残念。今後の天気予報をみる限り釣りが出来そうな日も少なくなっています。
そんな感じで、瀬渡しの沖磯行は私1人だし(笑)止めとこうって事で船長と話していると『行きは車で乗せて行くけん地磯はどうねっ?』それであれば行っておきたいゴロタをお願いしてみました。

船長としては『え?』って感じでしたけどね、ゴロタは大半を浅瀬が占めますし。でも普段やらないような場所をこんな日にやっておくのもいいだろう考えで決行です。
現地では予報通りの凪で、風だけが横へと吹き荒れていました。日も昇っている静かな浅瀬なのでシーバスは期待半分、ナブラが立つようであれば確認はしやすそうなので良しとします。
気になるポイントを攻めるも
ゴロゴロした岩だけを見れば全て同じポイントではあるけど、寄せている波の方向、地形では張り出している岬のカーブ等々、その辺を中心に投げていきました。

けれども、遠目で見るのとは違って中途半端にデカい岩も所々に集まっている。普段サンダルばかりの私がフェルトスパイクなんか履いて岩に乗れば当然、足首からグキッってなる。コンビニではツルッと滑ってみたりもしてきたし。
磯や岩場では磯靴がぁーとよく言うけれども、牡蠣や貝類が着いているようなデコボコした岩にフィットするのであって、テトラポットやゴロタみたいに比較的ツルッとした岩や船上では逆効果だったりしますから、履いてりゃいいってもんじゃないのでご用心を。
こんな感じだから、岩場の魚のやり取りでは『ゼーゼーハーハー』、足元の足場だったり掛かっている魚だったり色々なところに気張ってますから、いつも以上に呼吸は追いつかないし、次の日は足腰がガチガチなのは言うまでもない。このところの動画内の言い訳でした。
一通り気になるポイントを攻めた後はナブラが立つ気配もなく、条件が悪いせいにして下げていく海の観察です。
帰る序でに静かなワンドでベラ
風向きがコロコロ変わるが海は穏やか、沖にブイが並ぶストラクチャーに、かけ上がっているとみられるワンドへと避難です。
何となく見えている沖の方は砂地も混じっているようなのでボトム付近を探ってみると何かが当たってくる。が、フグの気もする。

根掛かりしないようボトムに少しずつ寄せていったところで掛けてはみせたが、何とベラって…こればかりはガクッときてしまい今日は終了です。
条件よく釣りがしたいポイント
こちらのゴロタで思った事は、規模も大きく断念した地点も多いだけに時間の方が足りません。何度でも通って試せるけれども、浅瀬だけに『満潮』『マズメ』『サラシ』『ベイト』が揃う日があれば何かしら出せそうな気はします。が、ヤル気はあっても多分いつもの倍疲れるであろう問題。
ここ最近やっている岩場では日が登ってしまえば青物のナブラ頼りで、満潮に向けては海鳥が集まってきて旋回を繰り返しているが、干潮時は海鳥もベイトも圏外に。時合にも間に合わなかったので条件を合わせてチャレンジしたいポイントではあります。
それも到着直ぐの船の後ろでは鳥山の下から青物がボコボコ出ていたうえに、完全にチャンスタイムは逃している。昨晩から釣りをしている夜釣りの人達は殆どがアジ釣りであってナブラを目の前にどうでもよさそう…一瞬でいいので変わってもらいたいくらいの朝だったからです。
透明度のいい浅瀬でもありますし、条件が一番大事なのかもしれません。
前日はサーフの様子も見てきました
海の中が岩であるか砂であるかの違いだけで、季節的にも12月はシーバス狙いでやっている現在の釣り。サーフでも青物が回っているガセネタ?を元に火曜日は様子を見てきました。
ただ、昨日は急激な寒さが入ってきたことも影響してなのかベイトも少ない静かな海で、鳥山は立つが青物らしい魚は確認できませんし、フグしか釣れませんでした。
ちょっとした場所やタイミングの違いがあるのかもしれませんが、今週から来週にかけての満潮時なら多少変わるかもです。
色々と釣れている年の今頃のサーフは、アミエビが帯状に砂浜へ上がっていましたから、それをついばむ海鳥と集まる小魚、ベイトを追い回すシーバスやヤズ。こんな感じで近郊の外海12月はこれが見れなければ数は少ないと私は思っています。しらんけど。(1~2月にそうなるかもしれませんからね)

以上が今週に入ってからの状況でした。天気が悪くなりそうですが、行ける時はまいていこう。一つの区切りとしての年末まで宜しくお願いします。
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