呼子からフェリーで17分の加唐島は松島と小川島の間にある縦長の島で上物、根魚、青物と魚影も濃い釣り場です。
加唐島防波堤
島を取り囲むように設置してある防波堤、フェリーでの釣行は左に歩いて行く波止が一般的で右側奥にある波止は瀬渡しで渡るのがベストだと思います。

テトラ以外のポイントは足場も良く、上物や根魚、青物の魚影も濃い釣り場です。
防波堤の釣り
堤防の先端付近ではカゴ釣りをしている人も多く、沖を流せばマダイ、クロ(メジナ・グレ)、チヌ、夏はイサキ、アジなどが釣れています。
テトラポット付近はフカセ釣りでチヌ、クロ狙いです。
元々、加唐島周りの磯釣りが人気で、荒れた時などに風裏とした避難場所的な離島の防波堤なので上物狙い(ウキフカセ)の釣りが多いと考えます。
加唐島・松島の磯
島周りの磯(加唐島・松島)へは名護屋港から出船しているマリンペガサスで渡ります。

加唐島の西波止テトラから見た松島の風景、足場は悪いですが潮の流れも速く魚影は濃いです。
近年の呼子離島は青物狙い(ヒラス・ブリ)が中心で、その他マダイ、チヌといったところ。クロに関してはハナレでキープサイズが少々、フカセ釣りのクロは馬渡島(大瀬)や西へ的山大島(北磯、貝瀬)・生月(ハエ周り)・平戸(宮ノ浦)の磯が堅いでしょう。
ルアー・エギング
最近はフェリーで島に渡り、ルアー・ジグ、エギングをする人達も目立つようになりました。
加唐島だけでなく車で行けるような堤防は週末になると混みあってしまい、釣る場所もなくなる傾向にあるので、フェリーで安く離島へ渡りゆっくり釣りをする人が多くなってきたように思います。
上物釣りでは狙っていないような根魚、青物、烏賊が狙いです。
青物が回っている季節はエサの付け替えの必要がないミノーやジグなどを使ってコンスタントに釣り上げる人、底を狙えばアコウ、アラカブ、クエといった美味しい魚も上がります。

特に離島のアジは型も良く、軽めのジグヘッドワームでアジング。エギングのアオリイカも離島の防波堤では人気です。
離島の夜釣り
定期船で離島に渡ると朝マズメは狙う事が出来ずチャンスを逃している事もあります。時間に余裕があれば最終便で島に渡って夜釣り、朝マズメも狙ってみましょう。
冬の夜は呼子方面でササイカが釣れますし、暑い時期はアジや根魚の食いも良く、離島だけに思わぬ大物が掛かるチャンスもあるでしょう。
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