梅雨入りしている九州もそろそろベイトが多くなってくる頃、フィッシュイーターも活発に動き出す季節なんですが暑さに負けてチヌ釣りに移行していく私です。
サーフで見るベイト
福岡市近郊サーフでの話ではありますが、『魚が見えていた』といった記事を書くことがあります。『見えるものなのか?』不思議に思われている人がいるかもしれないので記事にしてみました。

上記画像は波打ち際を撮影したもので、寄せてくる波が立ち上がっている部分(赤線)私は波硝子と呼んでいますが、この瞬間を見ることで大抵のベイトは確認できます。
ベイトがいれば赤線の間にある黄色点線のように見えるはずで、この形で波打ち際を泳いでいるのは大体ハク(ボラの稚魚)で少しポッチャリとして見えるでしょう。
サーフのベイトで一番期待できるカタクチイワシになると黒い大きな影が海岸を移動、小さな群れは確認しにくいですが、海の中でフィッシュイーターの動きがあればイワシだけは一早く砂浜へ飛び出してきます。
波の条件次第にはなりますが、ミノーを使用している時はルアーの動きをこの部分で確認したり、エイやチヌ、シーバスやマゴチなどは追ってきたのが分かる時もあります。
基本ビビリなので、ゴーーーッと音を立てて波が寄せているような日は条件としてはいいんですけど波打ち際へは近寄りきれません。こればかりは怖いです。
そういった事もあって色々な条件を想定してルアーも選択、日々試しています。
答えを先に知るのは簡単だけど
どんな釣りでも分からないことは調べたり聞いたり、方法はいくらでもあるんですけど、実際やってみれば合わない事も多々出てきます。
その答えが場所や対象魚に対するルアーやエサだったとして、先に答えを知っても条件が違えば通用しない事もありますし、釣れるようになるまでの過程が大事なんじゃないかと。
その人が何故そうしたのか、ルアー・場所・条件等、その過程が分からなければ見たまま真似したところで結果が出なければ自分のことのように自慢しても突かれたとき説明ができませんからね。
自分で試しながら釣れたり、ボウズだったりするから楽しいのであって、また挑戦もする。『人がしているから』ばかりの釣りで楽しいかな?と思ってしまいます。
なので釣り動画なんかは左右されてしまいそうなので見ませんし、YouTuberの〇〇くんがぁ~、プロの誰々さんがぁ~言われてもサッパリなんですよ。ごめんなさい。(ドキュメントや未解決事件は見ます。)
簡単とか絶対とか目にすれば見てるこっちが恥ずかしくなってしまいますし、小学生じゃないんだから蔓延防止措置として。長く釣りをやってても確実的なものは一つもないですから、それぞれが日々精進しながら楽しむものだと思います。
場所も変れば色々と合わせてみたり、日を変えて条件を見たりの繰り返しで、その日の候補(釣り場)を自ら作っていくのも楽しいはずです。
シャローランナーH2
このところ試してみたルアーではシャローランナー、以前はH3の方(参考記事)を使っていたので今回はH2(2フック)です。珍しくちょっとポッチャリしたミノーを追加しています。
遠浅のサーフにも丁度いい感じですが、レンジとしては岩場などのシーバスも意識して。持っているDUELのルアーは全体的に荒れ気味の日に釣果が見られるので海の状況次第で考えています。

防波堤でも足場が低い場所であればミノーを投げたりもしますが、フローティングや軽めのルアーは高さある堤防からは(浮いてしまうんで)あまり使用していません。
他に拘りはありませんがシーバスを狙ったルアーサイズでは、湾内が含まれるので堤防からは100mm以下、それ以外では125mm前後を目安に揃えています。ボウズ上等、これで釣るから意義があんだといった値打ちをつけるような釣りはウチやってない。
ショアラインシャイナーZ・バーティス
こちらはダイワのバーティス、下段の不夜街はヒラメにも効くかな?的な考えで。フローティングではあるものの油断するとボトムを叩いたりと前回のサーフでは少し使いにくかった印象。

釣れるか釣れないかをルアーで判断している訳じゃなく、場所によって思っているレンジをちゃんと泳いでくれているのか(動きじゃない)を問題にしているので、こちらも条件が合えばといったところです。
仮にウェーダーを装備して海の中に入って釣りをするのであればフローティングミノーは使わないかも。それなら遥か沖のボトムを狙う選択をします。
緊急事態宣言
予想していた通りの緊急事態宣言が続いている福岡も再度延長が決定しそうです。この時期は毎年お決まりのようになってきました。
梅雨時期とも重なっているので丁度釣りはご無沙汰しているところですが、各地域の防波堤では立入制限も見られるので釣りを我慢している人も多いと思います。


私も防波堤や岸壁で釣りをしている以上、ここは良い悪いと区別することはできませんけど、漁港周辺はお年寄りも多い場所ですから釣行される時は各自の判断で行動されることを願うばかりです。
この先、梅雨明けと共に再開する頃にはチヌ釣りかなと、そちらの方の準備をしています。
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