福岡市内からは一番近く外海へ出られるのが東区の奈多海岸で時に大型のマゴチ、ヒラメなどが上がります。
奈多海岸の特徴
奈多漁港の両サイドに広がる砂浜を奈多サーフと呼んでいます。
漁港を正面に右側は三苫方面、左は砂の断崖が見られる海の中道へと続く海岸で大潮の干潮時は遠浅を物語る干潟のような浅瀬を作り出します。

砂がきめ細やかなのか水際はしっかりしているものの海の中は波によって複雑に変化する印象。
サーフフィッシングではウェーダーで少しでも先へと行きたくなる場所ですが足も取られやすく波の高い日は海底の変化、特に離岸流の近くも気を付けましょう。

奈多漁港周辺は全体的に浅瀬が広がっていますが、夏場でも波がある日は注意が必要です。
三苫海岸の赤岩(平岩)
奈多漁港を正面に右側は三苫方面、海岸の中央辺りに赤岩(平岩)と言う岩があります。以前は巨大だったようですが2021年現在の様子。

こちらも海を正面に右手に行くほど浅く、サーフィンでは人気の波が立つポイントですが遊泳禁止でもあるように周辺は潮流が激しい場所です。
サーフからの釣り
サーフからは投げ釣りをしている人も多く秋口からはジギングも人気がある釣り場。

近場のサーフながら青物の回遊、大型のマゴチ、ヒラメなどの釣果を目にしますが海岸からの釣りは条件があっての事だと思います。
ベタ凪から干潮へと下がる潮はフラットな浅瀬を作り出していき、あっという間に投げていたポイントが顔を出す感じなので、そんな時は先の方(ブレイク)付近まで出たりしますが海底にできた凸凹などを見極めながら釣る事が必要でしょう。
ショアジギング(ナブラ撃ち)
秋口から年末にかけて東区周辺はベイト(カタクチイワシ)が海岸に寄せている年があります。

回遊次第では青物(ヤズ)やシーバスも面白い。東区方面は遠投を必要とした海岸なのでショアジギングで狙ってみましょう。
経験済みの人も多いと思いますが奈多から津屋崎までの海岸は満潮を目安に狙った方が無難かもしれません。
カヤックやボートなどで沖に出ている人はそれなりの釣果も出ているのでポイントを上手く探す事が出来れば侮れない場所となります。
潮が動くタイミングで釣行
潮が動く大きさでも違いがありますが波がある日の離岸流は分かりやすく、ここは海底の変化も激しいので潮が動いている間に確認しながら釣りをする事をお勧めします。
釣れるからと行き当たりばったりで行っても釣りにならないような干潟が現れている日もあります。そんな時だけは避けた方がいいでしょう。
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